クラブについて

関係、協力団体・姉妹クラブ

オフィシャルスポンサー SHIPS

下田ライフセービングクラブは、1996年から株式会社シップス(以下、SHIPS)とパートナーシップを結び、海の安全と環境保護に取り組んでいます。SHIPSは、ファッションやライフスタイルを提案するアパレルブランドで、海や自然を愛する人々に向けた商品やサービスを展開しています。下田ライフセービングクラブの活動を応援し、キャンペーンへの協力、広報の支援などを行っています。両者は、海を楽しむ人々のために、共通のビジョンと目標を持って連携しています。

SHIPS SAFE&CLEAN キャンペーンについて

夏の海水浴場で、SHIPSの協⼒のもと下⽥ライフセービングクラが下⽥の各ビーチで「セーフ&クリーン キャンペーン」を開催しています。⼈気イベント「ジュニアライフセービング体験」を始め、夏の海を安全に楽しむための知識や⽅法を学んだり、ビーチクリーン活動をライフセーバーと⼀緒に体験するプログラムをご⽤意しております。この活動を通して「海での安全な遊び⽅」や「⼈と環境への思いやり」を育んでいただきたいと考えております。

ビーチクリーンについて

海水浴場開設期間の毎日、ビーチに遊びに来た方々に呼びかけて、みんなで一緒にゴミ拾いをしています。2022年からは、下田市·SHIPS·豊島株式会社·下田ライフセービングクラブの4者協働で「海浜回収ペットボトルリサイクルプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトでは、海浜回収ペットボトルを原料として、高品質なポリエステル繊維を製造する技術「UpDRIFT® 」を用いています。この繊維は、下田ライフセービングクラブのユニフォームにも活用されています。海のゴミを減らすだけでなく、新たな価値を創出することで、サステナブルな社会に貢献しています。

姉妹クラブ Maroochydore SLSC

下田LSCは、1999年8月8日にライフセービングオーストラリアのNo1クラブであるマルチドーSLSCと下田市文化会館で姉妹クラブ提携が行われました。

その目的は、下田LSCが最先端のレスキュー技術や知識を学び、習得し、日本一の高度なパトロール技術を兼ね備えたメンバーが集う組織を目指すことです。
また、ライフセービング活動を1916年から積み重ねてきたマルチドーSLSCにとっても、日本の夏に沢山の遊泳客が集う下田を訪れ、一緒にパトロールや練習をすること、或いは下田LSCをマルチドーに迎えて一緒にトレーニングをすることは、異文化を学ぶこと、そして、世界を広げることに繋がります。姉妹クラブとの交流を通じて、それぞれの活動を振り返り、双方で良い刺激を受け、次の発展を生みだすことに繋がっています。

マルチドーと下田の姉妹交流

下田LSCは、オーストラリアのマルチドーSLSCと1999年から姉妹クラブとして交流を続けています。この交流は、ライフセービングの技術や知識の向上だけでなく、文化や価値観の相互理解や友好関係の深化にも貢献しています。25年もの歴史を持ち、継続して姉妹クラブ交流を実施している活動は世界的に見ても珍しく、貴重な国際交流の機会となっています。海、スポーツ、ライフセービングという共通のテーマをもった活動を通じていることから、地域に根ざしたクラブとして強い絆と、コミュニティを作り出していることが、継続の強い理由となっています。

交流の始まり

マルチドーと下田の交流は、1993年に下田LSCメンバーの久松晶子さんがオーストラリアの知人を通してマルチドーSLSCのメンバーと知り合ったことがきっかけです。 その中には、マルチドーSLSCの現在GovernorであるMal Prattさんとその妻のJudi Prattさんがいました。Malさんは「日本のライフセービング界に何か手助けすることがあったら、喜んで手伝う」というありがたい申し出をしました。久松さんは、この申し出を下田LSCに伝え、1996年に下田LSCの一員となり、マルチドーSLSCと交流プログラムを立ち上げることに尽力しました。

姉妹クラブの調印式

1999年8月8日、パトロールが終わった夕方、静岡県下田市民文化会館で、公式の姉妹クラブの調印式が催されました。マルチドーSLSCから会長以下10名が来日し、下田LSCのライフセーバー約80名、日本ライフセービング協会からも故金子邦親理事長が出席し、オーストラリア大使館Paul Molloy参事官、池谷淳下田市長が証人となって見守る中、マルチドーSLSCのStan Wilcox会長と下田LSCの徳山昭秀理事長との間で「姉妹クラブ」協定が締結されました。

この協定は、両クラブのメンバーだけでなく、両国のライフセービング界や地域社会にも大きな影響を与えました。日本とオーストラリアのライフセービングの架け橋となり、海を通じた国際交流のモデルケースとなりました。

8月のプログラム

毎年8月には、マルチドーSLSCから数名のライフセーバーが下田にやって来て、下田LSCのメンバーと一緒にパトロールやトレーニングを行います。下田の海水浴場での監視活動や救助技術を体験することで、日本のライフセービングの現状や課題を学びます。また、朝夕の練習では、オーストラリアの最新の技術や知識を教えてもらいます。ジュニアメンバーにも参加してもらい、若い世代の交流の場も設けています。パトロールやトレーニング以外にも、地域の視察や観光、食事や宿泊など、生活を共にすることで、お互いの文化や習慣に触れ、コミュニケーションを深めます。

12月のプログラム

毎年12月には、下田LSCから約10名のメンバーがマルチドーに渡航し、約2週間の強化合宿を受けます。マルチドーSLSCの施設や設備を利用して、ライフセービングの先端技術やビーチカルチャーを学びます。また、海岸管理やスポーツ振興など、ライフセービングに関連する様々な分野の視察や交流を行います。オーストラリアの夏は、日本の冬とは違って暖かく、海水浴客も多く訪れます。そのため、パトロールやトレーニングのレベルも高く、下田LSCのメンバーにとっては、刺激的で貴重な経験となります。この合宿の成果は、日本でのパトロールやトレーニングにも生かされ、全日本ライフセービング選手権大会などの大会でも優秀な成績を収めています。

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